京都大学に合格したい

2018年、子供が京都大学に合格しました。現在、ブログデザイン編集中

感想文「マツコの知らない世界」で田上さん出演

昨日平成30年7月17日の放送で、蚊の研究で注目の田上大喜さんが出演されていました。まだ18歳の大学生ですが、その研究は素晴らしかったです。

 

 

 

なぜ蚊に興味を抱いたのか

妹の方がたくさん蚊にさされるのでかわいそうで、助けたいと思って。(みたいな内容の発言でした。)

すばらしいっっっ! なんて優しい人!一気に引き込まれました。そんな理由なんですね。

 

備わっていた行動力

彼のすごいところはここからです。なんと疑問を解決すべく実行に移します。

「自宅で蚊を飼育する」  

ひぃーーっ (すいません)

飼育部屋の映像がありましたが、段ボールを手作り加工した飼育の箱がたーくさん。観察用に透明フィルムを貼ってありました。現在4000匹、4000匹が家にいるという生活をされています。(衝撃です)

 

工夫されています

そして何を発見したか、研究成果を話されていました。自宅での研究なので、特別な機械や装置を使用するわけではなくあくまでも家庭的でした。家庭で、つまりただの趣味のことなのに、ちゃんとデータを取り、画像を残し、理論立てて考えている。

 今が18歳なので、実際に研究していたのはもっと前の中学生の時のようです。まじめに考えて自宅にあるもので実験しようとする姿勢がすごいです。

 

田上さんの環境

田上さんはもう有名な方なのでネットで学歴が晒されていました。進学された経過を見ると、親御さんは教育に敏感な方なのかなぁと思いました。

 何よりすごいのは、息子が「蚊を飼う」ことについて了承していること。そんなことを許可できるなんて親御さんの心の広さに驚きです。どんな方なのか、私はとても興味あります。家で蚊を飼われたらどう思います? 普通は怒りますよね。おそらく、子供の関心の邪魔はしない、気が済むまでやらせてあげるのでしょう。見習いたいところです。

 

SSH

super science highschoolの高校を卒業されています。文科省が制定するもので、全国的に指定されています。

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

高校内でも理系を重視する活動が多いので、研究することも発表する場も、自然の流れで周囲にあったのでしょう。また、当然理系の子供が多く集まるため、話題も共通で楽しくなるようです。

 

感想

要所要所に親御さんの指導の良さが見えました。子供の興味を削ぐことなくのびのびさせてあげたこと。中学はそんなに理系重視ではない私立中学校に通われていたので、その上の高校に進学せずに外部受験してより子供が活躍出来そうなSSHにされた判断。

 どれもがいい結果となり実を結んでいるよう。きっとどこかでまた、いいニュースになるでしょう。今後の発展が楽しみです。