5月の試合で負けたことにより部活引退。高校3年生の6月、志望校を決めつつ、模試でどんどん試す時期です。
高校内で受験したマーク模試。一日中試験がある日は脳も疲れて果てて帰宅していました。
進研マーク模試とは
今回の試験から5教科です。
よりセンター本番に近いものになり実際に受験生本人がセンター試験の受験科目で申込むのです。マーク形式に慣れる意味もありきちんと回答できているか、マークの判定もあります。
受験科目の内訳
受験科目で迷っている人は、こういうマーク模試などを受けるとパターンを考える材料になりそうです。息子の場合、社会は地理、理科は生物と化学です。
6月のこの時点での地理は、高校の授業がまだ受験範囲を終わっていない事もあり受験勉強としては手つかずの状態。公立高校なので化学もまだ中途半端でした。3年生の授業の選択科目で物理を捨てたため、理科は今から変更できません。
模試の成績が返却されたら
母は結果が返ってくると何度も読み返して分析です。何日も見ていると、最初には気づかないものが見えてくる事があるからです。
得点、偏差値、順位、答案内容、一喜一憂している場合ではありません。冷静に細かく考えることで不足部分を見つけて、次回の対策に繋げてほしいのです。それに応じた話し合いを行い、息子が学習対策を練っているのか、計画を立てているのか、そういう問題点を提議していました。
総合点では
一見するとまあまあ、点数が取れているようにも見えます。しかしこれがセンター試験だったら?
669点。残念。
今思えば、受験勉強に取りかかって間もない頃なので仕方ないけど、当時の感想はアカーン(@_@)でした。
偏差値はどう?
全国、都道府県内、校内の偏差値が出ます。
校内偏差値はあまり関係がないように思います。校内の他の生徒がどのくらい取れているか、そんなの知っても母は焦りしかない(泣)ただ、毎年10~20名は京都大学に合格している高校なので、そういう意味では立ち位置が分かります。
でも問題は全国でしょう。全国から受けに来るので、まだ見ぬライバルがどうなのか。みんなはどのくらい進んでいるのか。
偏差値は64。うーん。まだまだ手が届きません。合格偏差値は70越えだと思います。分布を見るとまだまだ合格圏外であることが確認できます。
教科別に見てみる
難関大学を受験するにあたり大切なことの一つに、「苦手科目を作らない」があります。どれが足を引っ張っているのか、息子の場合、現代文ですね。毎回着目していると弱点であることは明確です。
京都大学の入学試験は理系でも国語の配点は高く、センター試験も二次試験も受けなければならないのです。
他には地理が気になります。息子は「まだ対策出来てない」といいわけをしました。これから間に合うと期待します。
順位は?これ知っても・・・
全国順位を知ってもピンと来ないです。
多すぎるので。でも、校内順位は知っててもいいかもです。(今回は本人特定しないように伏せました)先ほども説明したとおり、みんなの勉強具合がわかります。教科別の順位も出るので、息子の場合は現代文が普通科の人よりも下やーんって恐ろしいことが分かりました。
こういうことで危機感が持てるのです。
答案内容!コレ重要!
画像はないですが、答案に対しての正誤が記載されています。どの問題が正解で、どの問題が解けなかったのか。一番大切なところです。高校3年間ずーっとこれを見てきて「息子はこのジャンルが苦手か?」などが分かります。
それを息子には「これ、復習できてる?」と問題提議しました。(模試を受けてから結果まで日にちがあるので)息子からは「分かってる。もう解ける」とか「たまたま間違えただけや」とかいう返事が来ます。
本人が意識していればOK、していなければ親子ケンカに発展です笑
お楽しみの合格判定
高校3年生の6月なので志望大学の決定までのお試しです。これを繰り返し、志望大学を選定していくのです。
国公立は?
親と子の受験に対しての意見がばっちり合っていればいいですが、うちの息子は母が言わなければ京都大学しか書きません。今回はもっと志望大学を書くことが出来たのに、たったこれだけしか書いていないのです。
「お金払ってるんやからちゃんと書いてー」と言いました。
この次の模試から京大の他に、この大学を書いてね、と具体的にメモしてお願いをしました。
私立は??
少し前に高校の理科の先生が「京都大学を志望する人は東京理科大学もオススメです」と言ってたらしく、そこしか書いていません。今回の判定ではC~Dであり少しは可能性があるように見えます。
よく見ると小さい字でAからEまでの基準の偏差値が記載されています。せめてBランクを取りたいと考えると、どれくらいとればそこまで到達するのか参考になります。
進研模試で何をみるか
進研模試は一般レベルなので偏差値が高く出る傾向があります。これに甘んじることなくしっかりと対策をするべきです。