高校3年生の夏休み前、三者面談がありました。
成績と志望大学の確認、受験勉強について、みたいな内容です。以前のブログにも書きましたので、その他のことも書きたいと思います。
そもそも、先生と生徒の二者面談は、しょっちゅう行われるので、保護者のための三者面談のようなものです。私は夏休みの家庭学習について、聞きたかったのです。何をどのくらい?とか。
担任の先生は若く、京大卒業生です。なので上から偉そうに話したりはしません。どちらかと言うと子供の立場に近い存在です。
また、普段は京大卒業生ならではのはなしもしていただけます。
母から先生への質問
「(こんな成績ですが、)このまま京大を目指していいですか?」
「部活卒業してから、少しだけ勉強するようになったが、とにかくよく眠るので、時間がない。どうしたらよいでしょうか?」
「本人は国立しか受験しないと言っていますが、他に私立を受けるとしたらどこがいいでしょうか?」
先生からの答
「こんなもんです」
「8~9時間はさすがに長いので、せめて7時間にしましょう。」
「う~ん、国立狙いの子はよくそう言うんですよね。心配であれば、東京理科大学はどうですか?」
そして最後に先生は言いました
「何も無ければ、次の面談は年明けのセンター試験終わってから、出願決定になります。」
え? 終わり? 何かほかにないのか?
母にはこの受験前が長くツラい時期。厳しくしているのは自分なのだけど、子供の方がもっとしんどいのだけど、孤独な闘いの始まりです。いったい何が不安で何が心配なのか、よくわかりません。 とにかく誰かと情報交換がしたい気分でした。しかし、誰と話せばいいのかすら分かりません。PTAとかやっておけば、少しは知り合いが増えたのに。
次、先生に会うのはセンター後。
第一希望以外のことは全て、自分たちで調べて資料を集めて決定しておかなければならない。自分たちで動かなければ、何も進まない。受験大学を決めるのはまだまだ先だと思っていましたが、既にリストアップする時期にありました。
いくら公立だからって、本当に相談したければ先生は面談してくれますが、あまりに漠然としすぎていました。かといって、学年の進路説明会はお話が一般的なことしかないので、その中間の進路説明会がほしい気持ちでした。例えば、進路説明会にも種類分けをして「理系進路相談会」とか「国立難関大進路説明会」とか。いつ、どういうタイミングで物事を決定していくのかを先生や先輩ママさんから聞きたかったです。
出遅れています。完全に出遅れています。もうそんな段階ではないのだ、と気付きました。